2012年12月22日

女の勲章

女性は内助の功、表に出ないという美徳があります。高度経済成長の社会ではそれが通念のようになっていました。家庭を守り子どもを育てるのが妻の務めでした。夫も戦士でしたが、女性も戦っていた時代でした。現代は戦い甲斐のない時代になり、右肩上がりの成長は過去のものです。休日返上で働いてもたいした収入は見込めません。
戦い済んでホット一息、となるだろうと見込んでいましたが、それほど甘い老後は来ないことが段々分かってきました。道は二つ、年金で生活することを選ぶか、働いて生きるか。あるいは第三の道、海外生活をするか。
さまざまな職業を見て看護師さんはとてもいい仕事だと思います。職場は全国にあり、働き方を比較的自由に選べる一生の仕事です。教員だった友人は50過ぎから学校へ通い正看の資格を取り、今も現役で働いています。
退職後の女性が社会の働き手になる機会が増える時代になりそうです。そのような機会を得て長年働いていた方のなかには勲章をもらった知人もいます。同じ女性として大変誇らしく思いました。
看護師ではなくても今までの経験を生かした働きの場所をみつけて、社会貢献をするという生き方ができることを願っています。できる範囲で役割を持ち、生きがいと生活の張りを持てる人は幸せです。
女の勲章



Posted by ジューンベリー  at 19:02 │Comments(0)

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