2013年07月21日

なぜ伝わらないか?

「伝え方の教科書」(小暮太一)では、分かりやすく伝える、その奥義として以下をあげています。
1.相手に興味を持ち、相手を知り、相手になりきる
2.そのためには、できるだけ相手と同じ経験をする
3.ただし、絶対に相手と同じ目線は持てない

日々、生活していて、なんかずれている・・・と感じることってありますよね。大概は、相手が自分のことを中心にして理解していることが多いのですが、自分も同じです。話しをする前に、ちょっとだけそのことを考えると、すれ違いが減るかもしれません。
何かお願いをするときには、特に相手の立場に建って考えると、スムーズに行くことが多いようです。自分の都合10%相手の都合90%ぐらいに考えていくと、ちょうど五分五分になる、ぐらいに思っています。それぐらい人間は、自分の価値観に囚われているのだな~と実感します。
言葉だけでなく、図や写真を使って説明する、見てもらうことも、誤解を減らすよい方法かなと思います。折り紙のやり方を言葉で示すより、実際に図で書いたほうが、格段に伝わります。写真だったら、もっと分かりやすいかもしれません。
認知症のことを考えると、あれこれ限りなく広がってしまいます。明日はわが身。
なぜ伝わらないか?

雨引山 90代の女性による撮影



Posted by ジューンベリー  at 08:21 │Comments(0)

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